浅井氏の作品を含む ”コスタセラ・コンテンポラリー・アート” アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ 3本セット- MASI（ヴェネト）750ml x 3本

蒔絵螺鈿香炉「西香」（2023年）

 「”コスタセラ・コンテンポラリー・アート” アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ2005」のために制作した本作品。作者の素材、技術への想いとMASIワインの豊かな思想に重なる部分があり、今作では「文化」と「香り」というキーワードで作品を制作しました。浅井氏は、Costasera Amaroneの手間を惜しまず作られたワインの味と香りは、奥深く気品がありまさにアートだと感じ、その思想から着想し伝統技法を用い現代的な意匠感覚で、長い下地期間を含めおよそ2年をかけて作品を制作しました。

 「アーチ状の意匠がラベルの円形デザインとうまく響き合うと考えた」と浅井氏は語ります。アーチ内にほどこされた金粉は、理想的な輝きを出すため限界まで研いでいます。加減を誤ると下の黒漆が顔を出し、すべて台無しになってしまうため、とても慎重な作業が求められます。緻密な螺鈿にも目を見張ります。

日本とイタリアの文化が交わる素晴らしい作品となっています。

浅井氏の作品に加えて、2017年エディションはカナダ人アーティストのSusan A Point氏の2000ヴィンテージ、2019年エディションは中国人アーティストのHe Xi氏の2001年ヴィンテージの作品と合わせた、まさに芸術の宝庫ともいえる3本セットです。

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夕陽を臨むガルダ湖畔の“コスタセラ”と呼ばれる丘陵には、ヴァルポリチェッラ・クラッシカ地区の中で最高の畑が存在します。長い日照時間と湖から反射する日照から温暖な気候の恩恵を受けているこの畑で収穫されるブドウから、高品質のアマローネが造られます。
熟した果実の濃厚な香りと、しっかりとしたストラクチャーを持つコスタセラは、35年間の長期熟成が可能と言われています。

格付：アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ　DOCG

ブドウ品種：コルヴィーナ70％、ロンディネッラ25％、モリナーラ5％

テイスティングコメント：
輝きのあるダークレッド。チェリージャムやプルーンジャムの力強くエレガントな香り に、丁子やシナモンのスパイスが香る。非常に骨格がしっかりしているが柔らかい印 象。ヴェルヴェットのようなタンニンとアルコール分とのバランスをとるキリっとしたし た酸が特徴。包み込むような果実と甘いスパイスの余韻が長く続く。 余韻が大変長く、35年は熟成可能です。

醸造方法：
9月末-10月初旬に収穫されたブドウをNASA（ブドウ自然乾燥助長システム）のあ る特別な屋根裏部屋にて竹製ラックで1月下旬まで陰干し。ブドウの重量が35％減 り香りと糖度が増す。貴腐菌が付くのはコルヴィーナ種のみ。45日間スラヴォニア オークの大樽もしくはステンレスタンクで自然低温発酵（14℃）30－40hlの樽に移 し、アルコールに強い酵母を用いて引き続き35日間アルコール発酵とマロラクティッ ク発酵。全体の80%をスラヴォニアオークの大樽（40－80hl）で20％をアリエとス ラヴォニアオークの小樽（600L、40％新樽、30％2年樽、30％3年樽）で24ヶ月熟 成。最低4ヶ月間瓶内熟成。

ペアリング：
赤身の肉料理、ジビエ、パルミジャーノなどの強めのチーズ、食後酒として

容量・入数：750ml / 3本